- 「銀行辞めたら後悔するかな…。」
- 「せっかく銀行に入ったのに辞めたらもったいないかな…。」
銀行を辞めたい気持ちはあるけど、後悔したらイヤだから辞められない。
あなたは今このような状況で揺れているのではないですか?
できることなら、ノルマ地獄や銀行内のめんどうな人間関係か解放されたい。
でも、転職した先がもっと変な会社だったら最悪…。それなら銀行で我慢した方がマシかも。
こんなふうに不安があると、なかなか辞める勇気が出ないですよね。
実は、後悔するかしないか辞める前の準備段階が決め手なんです。
この記事では銀行員から転職した私が、
銀行を辞めてよかったと思う理由
銀行を辞めて後悔しないためにやってほしいこと
を解説しています。

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銀行員を辞めてよかった!と心から思う7つの理由
ノルマ地獄から解放された

銀行で働く限り、ノルマからは一生逃れられません。
私は主にテラーとして働いていましたが、とにかく辛かったのがノルマ。
女性であっても容赦なし。
窓口に来たお客様にはとにかくセールス。もちろん電話セールスや外回りもやらされました。
テラーの同僚ができる子だったときには、自分と比べられてさらに地獄。
「なんで○○さんは取れるのにあなたは取れないの?ちゃんと声かけてる?」と上司からの叱責。
朝礼で数字の進捗状況の発表がある日は朝から胃が痛くて、支店内でもどんどん肩身が狭くなっていきます。
テラーをおりて少しは肩の荷がおりたと思ったら、後方職員も電話セールス。
たとえ昇格して役職がついても「課の目標」「支店の目標」とノルマからは永遠に逃れられません。
銀行のノルマに対しての圧力は異常なので、本当に辞めてよかったと思います。
お願いセールスをしなくてよくなった

ノルマがあるがゆえに、どうしてもしなければならないのが「お願いセールス」。
このご時世、普通に声かけしててもなかなか契約はとれません。
そこで、親しいお客様や富裕層で優しいお客様に狙いを定めてお願いして契約してもらうことが少なからずありますよね。
テラー時代、キャンペーン期間が始まるたびに、お願いの電話をしたり声かけをする自分が本当にイヤでした。
「なんでこんなことしなきゃいけないんだろう?」という気持ちと、申し訳ない気持ち、情けない気持ち。
いろんな気持ちが混ざり合って本当にテラーの仕事が嫌で嫌で仕方なかったんです。
これも、銀行という世界が異常なほどノルマに固執しているからなんですよね。
銀行を辞めてからは「お願いして契約してもらう」毎日から解放されました。

高圧的なお客様の対応をしなくてよくなった

銀行で働いていて感じたのが、とにかく高圧的なお客様が多いこと。
「お金」という命の次に大切なものを扱っているのもあり、とにかくミスは許されません。
お客様も銀行員のミスには異様に厳しい方が多く、いつもビクビクしながら仕事をしていました。
銀行の細かい事務に苛立つお客様も多く、
「もういい!おたくに預けてるのは全部解約する!」と何度言われたかわかりません。
銀行を辞めて別の業界に転職することで、お客様の怖さから解放されました。
細かすぎる事務手続きから解放された

銀行の事務はとにかく細かすぎます。
- 住所にマンション名が入ってないからダメ。
- 電話番号が違うから、諸届もらわないと手続きできない。
- 日付が違う!訂正印が必要。
などなど、書類の細かさ・事務の細かさは他の業界と比べても本当に大変ですよね。
今の時代あらゆるものがペーパーレスになっているのに、銀行だけはなかなか減らない…。
もちろん前よりは全然減っているんですが、それでも細かすぎるし、やることが多すぎますよね。
法律もしょっちゅう変わるので、事務手続きやルールもその都度変わってそれを覚えるのも大変です。
また、お客様のためじゃなくて、銀行内部(本部)のため・監査のための事務も膨大で「なんのために仕事しているんだろう…?」と疑問に思うことも多々ありました。
私は他業界の事務に転職して、あまりのユルさに驚愕。(笑)
銀行内の事務の細かさは異常だと実感しています。
めんどうな人間関係から解放された

- 攻撃的でネチネチしている女上司やお局様
- 気分屋でめんどうな仕事を押し付ける先輩
- やけに頭ポンポンをしたがるセクハラ課長
これらは全部、私が銀行員時代に悩んだ人間関係です。
銀行という特殊な世界だからか、女性はキツめな人が多い気がします。
攻撃的な女上司にターゲットにされたときは、精神的に本当に辛く泣きながら仕事に行っていました。
もちろん、人間関係の悩みはどこの職場でも少なからずありますよね。
しかし、少なくとも今の職場では泣きながら仕事に行ったことは一度もありません。
私は銀行を辞めて、わずらわしい人間関係をリセットすることができました。
無駄な飲み会がなくなった
銀行といえば、無駄な飲み会が多すぎます。
人事異動が多いのも一つの要因。
○○さんの送別会、○○さんの歓迎会、○○課の歓送迎会、支店全体の飲み会………。
ヒドいときは週5で飲み会なんてこともありますよね。
銀行の飲み会は「時間の無駄、お金も貯まらない、つまらない」という三重苦。
銀行を辞めると、このような無駄な飲み会から解放されて自由な時間が多くなります。
愚痴や悪口大会の毎日から解放された

銀行は特殊な世界。
そのせいか、銀行で働いている人はとにかくストレスをためています。
- 上司・先輩の愚痴
- ノルマの愚痴
- 本部の愚痴
- お客様の愚痴
とにかく口を開けば愚痴か悪口か文句しか出てきません。
朝、職場についた瞬間から「だるい」「帰りたい」という愚痴大会は日常茶飯事。
飲み会でも、一番盛り上がる話題が誰かの悪口やうわさ話。
グチぐらい言わなきゃ銀行の仕事なんてやってらんないよ!という気持ちは重々承知。
でも、やっぱり愚痴とか悪口が溢れる職場って負のオーラが漂っていて、居心地が良くないんですよね。
銀行にいると、他の人たちに引っ張られて自分自身もグチっぽくなっていくのを実感していました。
私が思う、銀行員を辞めたけど後悔していない理由
性格が良くなった?

自分でいうのもなんですが、銀行を辞めてから性格が良くなったと思います。
銀行員時代はとにかくグチっぽくて、朝から口を開けばマイナスなことばかり言っていたんです。
また、どうしても銀行内部の文句や上司のグチを言うことも多くて、自分でもキツイ性格だったように思います。
銀行を辞めてからは「なんか雰囲気変わったね」と言われることが多く、丸くなりました。
銀行内という特殊な世界で生き残るには
- ある程度強くなるか
- 鈍感力を鍛えてでマイペースに割り切る
しかありません。
今は自分らしくのびのびと過ごせているので、辞めたことに後悔していません。
好きなタイミングでトイレにいける
ささいなことですが、銀行を辞めたら自分の好きなタイミングでトイレに行けるんです。
銀行員の女性はあるあるだと思うのですが、銀行の仕事はとにかく時間との勝負。
そのため「トイレに行きたい!」と思ってもなかなか席を離れることができませんよね。
膀胱炎になったことも数知れず…。
よくよく考えると好きなタイミングでトイレに行くのなんて当たり前のことなのに、銀行員の場合は簡単ではありません。
今の職場は自分のペースで仕事ができて、トイレにも好きなときに行けるので助かります。
ストレスが圧倒的に減った
銀行を辞めてからは、ストレスが激減。
銀行員時代の私は
- 仕事に行きたくなくて涙が止まらない
- 朝の通勤電車でお腹が痛くなる
- トイレは駆け込み寺
こんなことが日常的にありました。
でも、今では仕事とプライベートがいいバランスで保たれていて、毎日が充実しています。
もちろん仕事なので大変なことやめんどくさいなぁと思うこともあります。
しかし、銀行員時代とは違い自分自身で仕事の中でやりがいを見つけながら働くことができています。

勢いで転職を決めなかった

私は、勢いで転職を決めませんでした。
自分で納得いくまで転職活動したので、後悔せずに銀行を辞めることができたのだと思います。
大切な仕事のことだからこそ、勢いやなんとなくで転職するのは危険。
辞める前の準備次第で後悔しないかが決まると言っても過言ではありません。

銀行員を辞めて後悔しないためにやってほしい準備
銀行員を辞めて後悔しないためには事前の準備が大切になってきます。
具体的な方法をまとめました。
選ぶ求人の軸を決める

銀行員を辞めて後悔しないために「選ぶ求人の軸」をしっかりと決めておきましょう。
- 個人ノルマがない仕事がいいのか
- 大手企業で名前のしれた企業がいいのか
- 残業が少ない仕事がいいのか
- 福利厚生が充実している会社がいいのか
- お給料・年収にこだわるのか
- 女性が長く働ける制度が整った会社がいいのか
優先順位を決めて転職活動をすることが大切。
なぜなら、全てがそろった完ぺきな会社と出会うのは難しいです。
そのため自分にとって譲れない条件と妥協してもいい条件をしっかりと見きわめて求人を探していきましょう。
複数の転職サービスに登録

転職活動をする上で、複数の転職サイトに登録することは常識です。
なぜなら転職サイトによって扱っている求人は全然違います。
複数の転職サイトで求人を探すことで、あなたにピッタリな会社が見つかる確率がグッと上がるのです。
- 自分の市場価値が知りたいならミイダス
- 転職のプロに相談して徹底的なサポートを受けたいならマイナビエージェント
- 社会人1年目・2年目・3年目でサポートを受けながら有利に転職したいなら
マイナビジョブ20’s
結論:銀行員を辞めてよかった!後悔しないために行動しよう
現在は一般企業の事務として働いている私ですが、今思うのは「銀行員を辞めてよかった!」ということ。
私が転職したのは数年前ですが、多分あのまま働いていたら心が壊れていたと思います。
もちろん私も辞めると決めるまではめちゃくちゃ迷いました。
一番怖かったのは「銀行を辞めて後悔したらどうしよう」ということ。
転職に失敗したくないっていう気持ちがものすごくあったので、
- 「辞めて変わりたい」という気持ち
- 「リスクをとらずにこのまま我慢する」という気持ち
この二つでめちゃくちゃ揺れていました。
でも、あるとき気付いたんです。
「今の時代、銀行って本当に安定してるの?むしろこのまま銀行でダラダラ働き続けて年取ることの方がリスクじゃない?」って。
(実際、毎年のように銀行同士の合併がありますし、AIの発達もすすんでいます…。)
当然ですが「銀行を辞めたい。」と思っているだけでは現状は何も変わりません。
実際に転職サイトに登録して、行動しないと今を変えることはできないのです。
でもその一歩を踏み出し、転職に成功すればあなたの生活はガラリと変わります。
- ノルマ地獄から解放される
- 売りたくもない商品を売らなくてもいい
- 好きな時に有給がとれて旅行にいける
こんなふうに理想としていた未来に近付けるかもしれないのです。
転職サイトへの登録はたった5分あれば終わります。
数分で終わることすら面倒に思ってしまうのであれば、未来を変えることはできません。
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上記のサイトは全て無料で登録できます。
無料なので人生がいい方向に変わることはあっても損することはありませんよね。
私も経験があるのですが、転職サイトに登録して求人を見ていると【世の中にはこんなにも仕事があるんだ!】と改めてビックリするんです。
そして「今の会社が全てじゃない他にも選択肢はあるんだ」とまじまじと実感でき、気持ちの面でも少なからず余裕ができます。
この機会に、ぜひ登録して第一歩を踏み出しましょう。
