上司や先輩から好かれている人って正直うらやましいですよね。
- 自分と同じようなミスをしてもなぜかちょっと注意されるだけで怒られない。
- むしろミスをしてもみんなからフォローしてもらえる。
「私がミスした時はそんなに優しくなかったのに…なんで?」って正直うらやましくなっちゃうことも。
「○○さんばっかりずるい!むかつく!」となってしまう気持ちも分かります。
分かるんですがちょっと待ってください。
実は、今までの習慣や行動を変えるだけで職場で好かれるあなたになれるかもしれません。
この記事では、明日からでもすぐにできる13個の方法を紹介しています。

職場で好かれるとなぜメリットがあるの?
職場で好かれるということは、仕事をしていく上でかなり重要なことです。
誰しも嫌われるよりは好かれたいと思っていますよね。
相手が誰であれ、嫌われると傷つくし悲しいです。
「嫌われているんだ」と知ってしまうとそれだけで会社にも行きたくなくなるし、
何をするにも悪口を言われている気がして精神的に参ってしまいます。
逆に「好かれている」だけで会社の人間関係に悩むことは少なくなります。
そして、好かれればそれだけで職場のコミュニケーションはスムーズにいくのです。
コミュニケーションがスムーズにいくということは、困った時にも助けてもらえるし、ミスをした時にフォローをしてもらえます。
職場で好かれるということは、仕事をしていく上でメリットだらけなのです。
上司から好かれる“仕事に対する姿勢”とは?
上司から好かれる姿勢①:挨拶をきちんとしよう

挨拶は基本中の基本です。
挨拶ができない人に仕事ができる人はいません。
「おはようございます」「お先に失礼いたします」の朝・夕の挨拶は当然率先して行ってください。
さらに、外回りから帰ってきた時の「ただいま帰りました!」というちょっとした挨拶も上司はよく見ています。
上司や先輩だけではなく誰に対してもきちんと挨拶をするだけで、仕事の意欲が高いことを上司に印象づけることができます。
上司から好かれる姿勢②:いつも元気で笑顔でいよう

いつも元気でいるということは仕事をする上でプラスになります。
気分屋で気分の浮き沈みが激しい人って、話しかけづらいし仕事を頼みにくいですよね。
反対に、いつも元気で笑顔でいる人にはお願いもしやすいし相談もしやすいです。
上司は、多少仕事ができなくても元気の良い部下に仕事を頼むことが多いです。
すると、仕事を頼まれているうちにいつの間にかあなたが「できる部下」というポジションになっているはずですよ。
上司から好かれる姿勢③:口より先に行動しよう
口先だけで行動しない部下は信用されません。
仕事以外でも口先だけの人ってやはり信用されないですよね。
上司は屁理屈を言う部下よりも率先して行動する部下に好感を持ちますよ。
上司から好かれる姿勢④:メモをとってマニュアルを作ろう

仕事をしていると新しいことや難しいことを覚えないといけない時がありますよね。
日々たくさんのことを覚えないといけないので大変です。
そんな時こそ、メモを取ることを習慣にしましょう。
私は銀行員時代に習慣で、ポケットに小さいメモ帳を入れておいていつでもメモが取れるようにしていました。
朝礼や終礼や会議ではもちろんのこと、ちょっとしたことを教えてもらった時や「知らなかった!」と思った時には必ずメモをしていました。
それを後ほどマニュアルにしてノートにまとめて、業務で使っていましたよ。
私自身、新人の子のマンンツーマン指導をしたことがありますが、同じことを何度も聞いてきたり、指導の際にメモを取っていない子がいました。
残念ながら、教えている側から見ても印象が悪かったです。
メモをとってマニュアルを作ることで、自分でも復習になりますしスキルアップにつながりますよ!
上司から好かれる姿勢⑤:失敗にめげずに挑戦しよう
失敗することは誰にでもあります。
特にあなたはまだ若いので、知らない仕事もありミスをしてしまうこともあると思います。
しかし、ミスをしたからといって難しい仕事から逃げたり責任逃れをしてはいけません。
挑戦しない姿勢を上司は見ています。
失敗してもそれが経験になって知識が増えていくので、失敗にめげずに挑戦しましょうね!

上司から好かれる姿勢⑥:言い訳はやめよう
言い訳は聞いていて気持ちがいいものではありません。
「でも○○って言われたんです」
「だから○○だと思ったんですけど」
などの「でも」や「けど」が口癖になっている人は要注意です。
しかし上司に失敗した理由を知ってほしい時もありますよね。
そういう時は言い訳ではなく自分が失敗してしまった原因を分析し、それを伝えるのがベストです。
上司から好かれる姿勢⑦:プラスアルファの仕事をしよう

言われたことのプラスα(アルファ)の仕事をするということは仕事上でも人間関係でもとても大切なことです。
例えば「コピーをとる」という仕事ひとつとっても上司から好かれる部下はプラスαの仕事をしているのです。
- コピーの他にファイリングもやっておく
- 順番に並べてクリップ止めしておく
こんなふうに一歩・二歩先を見て仕事ができる人は一目置かれますよ!
そのプラスαに何をすれば良いのかわからない・・という場合は実際に上司や先輩に直接聞いてみると良いですよ。
例えばコピーを頼まれた時に「一緒にファイリングもしますか?」と聞いてみましょう。
「ありがとう、お願いね。」「その書類はしなくても大丈夫!」などと具体的な指示を出してもらえますよ。
上司に対する態度を変えると好感度がUPします
上司から好かれる態度①:報連相を怠らないようにしよう

自分の判断だけで仕事を進めるのは危険です。
仕事を進めている時に「これでいいのかな?」「大丈夫かな?」と不安になることがありますよね?
そんな時は「この部分はこのやり方であっていますか?」などその都度聞きましょう。
上司も進捗(しんちょく)状況を知ることが出来ますし、安心してもらえますよ。
上司から好かれる態度②:悪い報告も隠さずにしよう
失敗をしない人などいません。
だからこそ、悪い報告ほど早くするべきです。
私も昔、お客様に商品販売の連絡を事前にしなくてはいけないのをすっかり忘れていたことがあります。
気がついた時にはすでに販売開始日を過ぎていて、クレームになりそうな案件だったので、上司に報告をするか悩みました。
上司に報告をすることを考えると胃が痛くてとても憂うつでしたが、バレた時にさらに大ごとになると思い、満を持して報告。
上司がお客様に連絡をして謝罪と代案を出してくれたおかげで、クレームにならずに済みました。
上司に報告をすることで、問題が小さいうちに解決できるし、誰かに相談することで自分の気持ちも負担も減ります。
悪い報告こそ、気がついたらすぐにしましょうね!
上司から好かれる態度③:上司との共通点を探してみよう

上司の性格や行動を観察して、自分との共通点を探してみましょう。
出身校や趣味が同じというのは強力ですが、それ以外でも好きな食べ物や好きな音楽でも構いません。
心理学では類似性の法則といって自分と似ているものに親近感を抱くということがわかっています。
私も以前とっつきにくくて苦手だなぁ〜と思う上司がいました。
しかし会話の中で私と同じ羽生結弦選手のファンだということを知って、それから距離が近くなったことがありました。
上司と距離が近くなると仕事上でも相談や報告がしやすくなりメリットがたくさんあります。
是非、共通点を探してみましょう!
上司から好かれる態度④:上司を敬う気持ちを持とう

上司でも失礼ながら「仕事ができない人」はいますよね。
「なぜこんな人が課長に?」と思うこともあるかもしれません。
しかし、まずは経験を積んだ職場の先輩としても、人生の先輩としても敬ってみましょう。
馬鹿にする気持ちは隠していても相手に伝わってしまいます。
そんな態度では上司との関係がうまくいくはずがありません。
敬う気持ちが伝われば、自然と上司との関係も良くなっていきますよ。
上司から好かれる態度⑤:いつも謙虚な気持ちでいよう

少しずつ仕事に慣れてくると、謙虚な気持ちを忘れがちになってしまいますよね。
私も恥ずかしながら入社して2〜3年目の頃、後輩もできてかなり態度がデカくなってしまったことがあります。
今思うとまだ大した仕事もできないのに「自分は仕事ができる!」と勘違いしていました。
「この仕事私がやるんですか?」なんて生意気な言い方をしていたこともありました。
こんな部下を上司が好きになるわけがないですよね。
大げさに自分を卑下(ひげ)する必要はないですが、常に謙虚な気持ちを持って仕事をしていきましょう。
上司から好かれる態度⑥:雑用も進んで引き受けよう
どんな仕事も雑用から成り立っています。
コピーもお茶出しも、立派な仕事です。
雑用を軽視する人は大きな仕事もできません。
目立たない仕事・裏方の仕事があるからこそ色んなことがスムーズにできているということを忘れてはいけませんよ。
私が尊敬している上司で、とても優秀で部下からも人気がある人がいます。
部長というポジションなのですが、コピーや掃除、人手不足の時は外部からの電話取りも積極的にするのです。
部長は「全ての仕事に意味があってどんなに小さな仕事でも全力でやる」というのがモットーでそのことを自分自身で証明していました。
どんな雑用であっても意味を持って一生懸命すること。
そして雑用をしてくれる人たちに感謝をすることで仕事もスムーズに上手くいきますよ。
また、自分の手が空いている時には積極的に「何かお手伝いできることはありますか?」と聞いてみましょう。
手が空いている時にぼーっとしている人が意外と多いのですが、上司や先輩はそんな姿も見ています。
私も何度かOJTの先生になり、後輩のマンツーマン指導者になったことがあります。
やはり後輩に「何かお手伝いできることありますか?」と聞かれると、
「気がきく子だな」「助かるな」と思って嬉しい気持ちになりましたよ。
是非、積極的に聞いてみてくださいね!
おわりに

【上司に好かれる部下の特徴13】
- 挨拶をきちんとしよう
- いつも元気で笑顔でいよう
- 口より先に行動しよう
- メモをとってマニュアルを作ろう
- 失敗にめげずに挑戦しよう
- 言い訳はやめよう
- プラスアルファの仕事をしよう
- 報連相を怠らないようにしよう
- 悪い報告も隠さずにしよう
- 上司との共通点を探してみよう
- 上司を敬う気持ちを持とう
- いつも謙虚な気持ちでいよう
- 雑用も進んで引き受けよう
並べてみると、意外と単純なことばかりで心がけ次第ですぐに明日から出来そうですよね!
上司や先輩に好かれると、ミスをしてもフォローしてもらえたり、ラッキーなことだらけです。
一度に全てやっていくのは難しいと思うので、自分が出来そうなことから一つずつマネしていきましょう!
ちなみにもしあなたの上司が典型的なパワハラ上司なら注意が必要です。
本文の「上司から好かれる部下はメリットだらけ!あなたも明日からマネできる13個の方法!」
を試してもパワハラ上司は特殊なので残念ながら成果がでないかもしれません。
そんな時はパワハラ上司の特徴を知って攻撃をかわそう!対策・対処法10選を読んで、パワハラ対策にのりだしましょう!
