仕事で疲れたとき、しんどくてなぜだか涙が出てくるとき、そんな時はいっそのこと仕事なんか休みたいですよね。
きっと頑張り屋さんのあなたは、仕事を休むことに罪悪感を感じて休めないのではないですか?
- 「こんなことで休んでもいいのかな?」
- 「私が休んだら他の人が大変になっちゃう。」
- 「もっと頑張れるはず、みんな頑張ってるんだから。」
でも、もしあなたの身体にこんな症状が出ていたら注意しなければいけません。
- 仕事のことを考えるとお腹が痛くなってくる
- 突然涙が出てきて止まらなくなる
- 布団から出なきゃいけないのに起き上がれない
この症状は、あなたの身体が発しているSOSです。
このまま放っておいて頑張り続けると、身体だけではなく心までも壊れてしまうかもしれません。
疲れた時は休んでいいし、しんどくて涙が出てくるときは会社に行かなくてもいいんです。
この記事では、あなたが壊れてしまう前に考えてほしい仕事への向き合い方について説明しています。

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他の人に配慮するのはやめよう

責任感が強いあなたは自分が仕事を休んだら他の人に迷惑がかかると思っていませんか?
確かに、あなたが休むことでフォローする人はやることが増えて負担になってしまうかもしれません。
しかし、あなた1人がいないからといって会社が回らなくなるということは絶対にありえません。
以前、私が銀行で働いていたときのことですが、月末に急に3人の欠員が出てしまいました。
- 子供が熱を出した
- 子供が吐いて保育園に預けられない
- 自分がインフルエンザになった
と理由は様々。
月末の銀行というのは繁忙日中の繁忙日。
当然、その日はものすごく忙しくいつも以上にたくさんのお客様を応対しました。
しかしながら、残った人で協力して仕事をこなしたら、なんと定時で業務を終わらせることができたのです。
そのときに誰がいなくてもなんだかんだいって仕事は終わるし、なんとかなるものなんだなと感じました。
上記の例は一度に3人休んでいるので極端ですが、そもそも1人休んだくらいで大変になる職場なんて会社の管理体制が悪いのです。
人員不足?そんなのあなたには関係ありません。
本来は、会社がなんとかしなければいけない問題。
だから、苦しいときや疲れたときは堂々と有給を使っていいんですよ。
確かに、他人を配慮するということは人として大事なことですが、だからといって自分を犠牲にする必要はないんです。
『他のみんなもがんばっている』そんなの関係ありません

仕事が辛くて休みたいとき、辞めてしまいたい時にこんなことをいう人はいませんか?
- 「昔はもっと大変だった。今は楽な方だ!」
- 「まだマシじゃん。私の方が大変だよ。今日もこんなことがあって…。」
- 「世の中にはもっと辛い人がたくさんいるんだよ。あなたは恵まれてるほうだよ。」
はっきり言います、そんなの関係ないです。心の中で「あっそ、だから何?」って言っちゃいましょう。
確かに世の中にはあなたよりもっと過酷な状況の人や大変な思いをしている人もいます。
もっと我慢している人も、もっと努力している人もいるでしょう。
もっと視野を広くして世界中をみたら、働きたくても働けない人、今日ご飯をたべられるかどうかもわからない人だっています。
でもそんなこと気にしていたら、何にもできません。
辛くて休みたいのはあなた、涙が止まらないからひと休みしたいのもあなたなのです。
はっきり言って、あなたが身体や心を壊しても、他人は何もしてくれないし会社は何もしてくれません。
不幸自慢には参加する必要はないですし、あなたは幸せになっていいんですよ。

見るのはやめよう!見たくないものはシャットダウンして関わるのをやめよう

見たくないもの、見たらダメージを受けるものは自分でシャットダウンして関わるのをやめるのがオススメ。
例えば、SNSは便利なツールですが、疲れているときに見るとあまり良いものではありません。(経験済💦)
私自身しんどいときに
- 『今日も残業で0時過ぎ。でも仕事が楽しすぎる!』
- 『娘が〇〇をはじめて食べました☆可愛すぎる〜』
- 『今日も仕事で打ち合わせ。クライアント先とそのまま飲み会!』
こんなリア充な投稿を見たらうなだれていました😅
こんな投稿を見ると、「みんな充実してるな、なんで私はこんなにもダメなんだろう?」
「みんな頑張ってるのに、仕事を休みたいなんて言ってる私は弱いな…。」
って自分を責めちゃいそうになりませんか?
そんなときはいっそのこと、スマホから離れてみてください。
世界はもっと広くてSNSの世界がちっぽけだってことがわかります。
あなたの限界はあなただけが知っている。だから、がんばりすぎないで

「疲れたから休みたいな」と思っても、頑張り屋さんのあなたは「こんなことで休んでもいいのかな?」って考えちゃいますよね。
そもそも人には個体差があって、Aさんには大変なことでも、Bさんには全く苦じゃないということもあるのです。
例えば私は、単純作業や細かい数字のチェックなどの事務作業が比較的得意。
しかし同僚は単純作業だとすぐ眠くなってしまうから、人と話したり接客する方が好きだと言っています。
ある人にとっては楽しくて簡単にきることも、一方ではとても大変なことで時間がかかってしまうことがあるんです。
同じように、辛さや悲しみの感じ方もそれぞれだし、疲れ具合だって人それぞれ。
人には得意不得意や合う合わないがあるのだから、他人と比べる必要はないんですよ。
あなたががんばれない、もう無理だ!と思ったら、その時があなたの限界なのです。

自分の身は自分で守ろう

今あなたが精神的に苦しく、辛い思いをしているならその状況が悪化しないうちにすぐに休みましょう。
私も銀行員でテラーをしていた頃、あまりにも辛い時期を経験したことがあって、通勤中に
「このまま交通事故に合って大怪我したらテラー辞めれるかな。」と思ったことがありました。
その頃は精神的にかなり限界に近づいていて、今思うと危ない状態だったと思います。
もし、あなたが仕事のストレスで身体や心を壊したとしても、「自分で気をつけなかったのが悪い」と言われて終わり。
あなたが壊れてしまっても他人も会社も責任なんてとってくれません。
だから、自分の身体と心のSOSには自分で気づかなきゃいけないんです。

いつでも仕事を辞められるという逃げ道を作っておこう
がんばり屋さんのあなたに伝えたいのが「仕事は世の中には数え切れないほどある」ということ。
我慢強い人ほど
- 「辛くても耐えよう…」
- 「まずは最低でも3年は続けなきゃだめだ…」
と自分を追い詰めてしまうんです。
例えば、転職サイトを見てみるとわかるのですが本当にびっくりするくらい求人があるんです💦
転職サイトは、自分主体で求人を探すサイトなので、電話がかかってくることもありません。
ぶっちゃけ登録だけして放っておいてもOKなので気軽に登録できるんです。
登録しておいて人生がいい方向に変わることはあっても損することはないと思ったので、私はひとつの逃げ道・選択肢として登録していました。
不思議なもので、朝の電車で「世の中にはこんなに仕事があるんだからいつでも辞めてやる!」と思うとなんとか1日踏ん張れたんです。
そういう意味でも転職サイトに登録して求人を探すことで、気持ちの面でも余裕ができるので、いいことだらけですよ。
まとめ:精神的に疲れてたらまずは1日休んでみよう

あなたは辛いときに休んでいいし、休む権利があります。
自分の身体から出るSOSはあなた自身が一番よくわかっているはず。
もしあなたが頑張り続けて心と身体を壊してしまっても、会社も上司も責任なんてとってくれません。
疲れたなぁ、しんどいなぁ、辛いなぁと思った時はまずは1日休んで、自分自身を守るための行動をとってくださいね。
